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μFactory管理人が、誰かに役に立つかもしれない情報をまとめたブログです

iPhoneの「写真」アプリでの不都合

 先日、iPhone6を購入し、手持ちのiPhone5から移行をしたのですが、その中で「写真」アプリとMacの同期がうまくいかなくなるという不都合に見舞われました。症状としては以下のようなものです。

  • 「写真」をみると、すべての写真は同期されているし表示されているように見える。
  • 「アルバム」の「イベント」は写真が0項目になっているものがある。
  • 「アルバム」の「人々」は写真が0項目になっていたり、同期されているように見えて、表示されている名前と関係ない写真が含まれていたりするものがある。

 環境としては、Mac OS X Maveriks 10.9.5、iTunes 12.0.1、iPhoto 9.5.1、iOS 8.1です。
 インターネットで調べると、「iTunes:写真を同期できない」をみつけたため、これに従い、iTunesの「写真の共有元」のチェックボックスを外し、同期をしていったんiPhone上のすべての写真の削除を試みました。しかし、どうもうまくiPhone内の写真が削除できず、移行の手順を行っても問題は解決しませんでした。そこで、バックアップをとったのち、iPhone側で「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を行い、復元することにしました。また、念のため、ケーブルもMFi認証をとっているもののサードパーティー製でしたので純正のものを使用しました。復元した後、2回目の同期により上記の問題は解決しました。
 しかしながら、「アルバム」の「イベント」の並び順が、iOS7までは時系列だったのが、(少なくとも一見は)ランダムになってしまったことは解決できませんでした。調べると、同様の症状の人は他にもいるようなので、iOS8の写真アプリの仕様なのかもしれません。実用上大変に困る仕様なので修正してもらいたいところですが…。

Mac mini (Late 2012)購入

 以前、iMac(Mid 2013)検討という記事を書きましたが、我が家のiMac(Mid 2010)の内蔵HDDがいよいよひっ迫してきた上に、先日新たに発表されたMac mini(Mid 2014)のスペックが、特に私の重視する点において期待した製品でなかったことから、あわててMac mini(Late 2012)のi7モデルを購入しました。2年前のマシンを慌てて買う(しかも底値から+1万円の74,800円)という、ITの世界ではなかなか体験できない…ただし、Macの世界では大昔に似たようなことがあった気もする体験をしました。消去法の選択だったとは言え、新しいマシンはやはりわくわくします。おいおい、記事を書き足していこうと思います。

〔20141101追記〕
Geekbench 3を利用して、ベンチマークを取りました。

機種名 スコア(Single Thread) スコア(Multi Thread)
iMac(Mid 2010) - Core i3 3.06GHzモデル 1987 4098
Mac mini(Late 2011) - Core i5 2.3GHzモデル 2309 4600
Mac mini(Mid 2012) - Core i7 2.3GHzモデル 2781 10659

〔20141101追記・1102修正〕
Blackmagic Disk Speed Testを利用して、懸案だったディスク速度を計測しました。計測結果がリアルタイムで表示されてぶれるため、だいたいの幅で記載しました。

機種名 接続方式 ディスク Write Read
iMac(Mid 2010) SATA 2(内蔵,3Gbps) 3.5インチ 7200rpm 500GB 60〜80MB/sec 同左
Mac mini(Mid 2012) FireWire 800 3.5インチ 7200rpm 1TB 80〜85MB/sec 同左
Mac mini(Mid 2012) SATA 3(内蔵,6Gbps) 2.5インチ5400rpm 1TB 80〜100MB/sec 同左
Mac mini(Mid 2012) USB 3.0 3.5インチ 7200rpm 2TB 110〜120MB/sec 同左
MacBook Air(Mid 2013) SATA 3(内蔵,6Gbps) SSD 128GB 300MB/sec 600MB/sec

感想としては以下の通りです。

  • SSDはとにかく速い。アプリケーションの起動を中心として、種々の体感速度に影響を与える。
  • iMac内蔵ディスクの速度がふるわなかったのは、容量がかなりひっ迫しており、空き領域も断片化していたためではないかと想像している。
  • MacではUSB2.0接続のHDDは低速(20〜25MB/sec)のことが多かったが、USB3.0ではかなり高速化されている。


なお、各内蔵ストレージの接続方式は、公式ページに記載がないため、インターネットで調べてみました。ちょっと調べただけですので、誤りがあるかもしれません。

国際線の手荷物規則の変遷

 昨年にANAが国際線の手荷物規則を改定したことは記憶に新しいことですが、その前にも改定されていたなぁという記憶をたどってみたら、以下のプレスリリースが出てきました。

 そうそう、重量制と個数制というのが方面別にありました。欧州路線はこのときに実質的にかなり上限が引き上げられてたのですね。当時は旅行でしか行かなかったので、20kg制限などはまったく気にならなかったのですが、業務利用を考えると紙資料やスーツ等がありますから、結構切実な問題になってきますね。
 こういう変遷を追うというのも趣味としては面白いかもしれません。

2014SSのJAL HND-KIX便のダイヤについて

 JALから、2014年度の路線計画が発表になりました。昨年度のような伊丹発着路線大増便のような話題はないものの、全国各地で地道な増便を図っています。その中で気になったのは羽田関西線の2便→3便です。これまでの2便は便数・時間とも、私にはお世辞にも使いよいとはいえないものでしたので。そこで、時刻表発表前ですが予約サイトで時間を調べてみました。

〜2013/3/29

便名 羽田 関西 便名 関西 羽田
JL177 0955 1115 JL172 0655 0800
JL189 1955 2115 JL186 1750 1900

JL172,JL189はJEX運行


2013/3/30〜

便名 羽田 関西 便名 関西 羽田
JL173 0715 0835 JL172 0630 0740
JL177 1005 1125 JL186 1830 1940
JL189 2105 2220 JL192 2120 2230

JL177,JL186はJEX運行

iMac(Mid 2013)検討

 私の持っているメインマシンはiMac(Mid 2010) 下位(Core i3-3.06GHz)モデルにメモリを12GB積んだものです。処理速度に不満はないのですが、500GBの内蔵HDDが基本的に交換できず(※物理的に交換できるがファンが高速回転するため使用にたえない)、容量がひっ迫してきたため3世代目のMid 2013を検討することにしました。我が家の場合、設置スペースの都合で21.5インチモデルを選択する必要があるのが残念です。
 iMacは、前モデル(Late 2012)において大幅なモデルチェンジが行われ、薄型化された一方で特に21.5インチモデルで多くの機能が退化しました。そこで、主な問題点等について検討することにしました。

課題 詳細 解決方法 対応案
HDD変更による性能ダウン
(3.5→2.5インチ)
※1 FusionDrive選択(22,000円)※2
or 我慢する
我慢する
光学ドライブDVDマルチドライブ)の廃止 光学ドライブが廃止された 外付け光学ドライブの購入 所有しているため問題なし
(MacBookAir用)
メモリスロット×4
→店頭モデル8GB固定に変更
起動直後の空きメモリ容量
下位モデル6.05GB
上位モデル6.20GB
16GB選択(20,800円)※2
or 我慢する
我慢する
FireWire 800端子の廃止 同左 USB3.0で代替 同左
(性能を確認の上)※3

 反対に、得られるものは内蔵HDDの増量の他には

  • CPU性能アップ(※4)
  • USB 3.0(※3)

です。
(※1)ars technicaのレビューによると、シーケンシャルの読み書きで2〜3割ダウン、起動時間で25.3→29.4秒という影響があります。この記事は読むと他にも有用な情報が載っていてオススメです。
(※2)カスタマイズを行うためにはAppleStoreでの購入が必要になるため、記載の金額に加えて実質的にはプラス2〜3万円の差が生じます。
(※3)USB 3.0接続の外付けHDDの性能が気になった理由は、USB 2.0接続のHDDをMacに接続しても、Windows機と比較して性能が上がらなかった経験があるからです。ars technicaのレビューによると2.5インチ1TB外付けHDDへのフォルダコピーをFireWire 800より4割短い時間で終えています。また、iMac Late 2012でUSB3.0のHDDを試してみたを参照しても100MB/secという速度が出ていますので、FireWire800より高速で、私にとっても十分な速度が出ていると考えます。
(※4)以下に調べた結果を示します。ソースによる差が比較的大きい理由はよくわかりませんね…。Haswell化に関して言えば、同一周波数のCPUでも、マルチスレッドの性能が特に向上していることがわかりました。シングルスレッドで5%、マルチスレッドで15%程度の性能向上のようです。

機種名 CPU シングルスレッド マルチスレッド ソース
iMac(Mid 2010) Core i3 3.06 (2-core) 1950 4050 Geekbench Browserの複数の結果を目視で丸めた値
iMac(Late 2012) Core i5 2.7 (4-core, Ivy Bridge) 2700 8000 同上
iMac(Late 2012) Core i5 2.7 (4-core, Ivy Bridge) 2950 8808 Macお宝鑑定団
iMac(Mid 2013) Core i5 2.7 (4-core, Haswell) 3131 10513 同上
参考:Mac mini(Late 2012) Core i7 2.3 (4-core, Ivy Bridge) - 11700 Macお宝鑑定団
参考:Mac mini(Late 2012) Core i7 2.3 (4-core, Ivy Bridge) 2700 10500 Geekbench Browserの複数の結果を目視で丸めた値

いろいろ調べた結果、「実はHaswell化したMavericks搭載Mac miniを待って上位モデルにメモリを増設するのが一番オトクなのでは…」というオチになりそうです(笑)。カメラとスピーカという課題はありますが…。

プライオリティパス via 楽天プレミアムカード

 時折海外旅行に行く機会があるので、プライオリティパス楽天プレミアムカード経由で取得しようと思い申込みをしてみました。このようなカードを申込む方は、発行までの日数が気になる方も多いと思うので、記録してみることにしました。

  • カード申込み 9月26日(木)昼頃
  • 発行完了 申込みの1分後にはStep1(受付)、Step2(審査)、Step3(本人確認)、Step4(可否判定)、Step5(発行)まで完了し、発送等を残すのみ
  • 郵便引受け 9月30日(月)
  • 郵便お届け 10月2日(水)
  • プライオリティパス申込み 10月5日(土)夜(※本来であれば、10月2日に申込めると思われるが、本人が受領したのが5日夜だったため)
  • プライオリティパス到着 10月11日(金)(不在のため実際の受取は12日(土))

 なお、住居は東京都内です。
 他にWebで検索すると、以下の情報があります。

Exifの時刻を一括修正する

 海外旅行に行くと、デジカメの時刻修正を忘れていて、しばらくの間、誤った時刻で写真を保存してしまうことがあります(少なくとも私はありました…)。その場合に一括で時刻を修正するソフトを調べたのでメモをしておきます。

 それにしても、Exifの時刻データにはなぜTime Zoneを作らなかったのでしょうか…実に悔やまれる仕様だと思うのですが、大人の事情でもあるのでしょうか。

Boeing 777の座席配置

 先日、出張でAir FranceのBoeing 777に搭乗しましたら、エコノミーが3-4-3の座席配置だったため大きな衝撃を受け、他の航空会社についても調べてみることにしました。距離によっては10列という場合があるのは承知していましたが、12時間のフライトで10列の機材が使用される可能性があるのならば、あらかじめ知っておきたいと考えたからです。調べた航空会社には基準はありません(私が思いついた会社でかつ、ある程度、国が散らばるようにしたという程度です)。
Air France 3-4-3 10列
日本航空 3-3-3 9列
全日本空輸 3-4-2 or 3-3-3 9列
United Airlines 3-3-3 9列
American Airlines 2-5-2 9列(B777-200
Air Canada 3-3-3 9列
British Airways 3-3-3 9列
Singapore Airlines 3-3-3 9列
Cathay Pacific 3-3-3 9列
大韓航空 3-3-3 9列
Air France以外が9列でほっとしました。あとANAはリニューアル時に3-4-2という変態配列を採用したのですね。配席バラエティ的にはありだと思いますが、重量のアンバランスはなにらかのでデメリットをもたらさないか気になるところです。
調べているうちに、SEAT GURUというサイトがあることに気づきました。どこまで最新データが反映されているかは分かりませんが、なかなか便利そうです。

Windows7のパスワードの有効期限を設定する

 Windows7では、デフォルトでユーザパスワードの有効期限が42日に設定されています。この設定の変更は普通は「コンピュータの管理」から行えるのですが、エディションがHome Premiumの場合には設定項目が現れず、設定が出来ません。そこで、その他の方法で設定変更をする方法を調べました。
【コラム】Windowsスマートチューニング (108) Win 7編: パスワードの有効期限をコマンドプロンプトから設定(全エディション対応)
1.コマンドプロンプトを管理者権限付で起動します。(UACが有効の場合:cmd.exeを右クリック→「管理者として実行」)
2.以下のコマンドを入力します

net accounts ←現在の設定を確認
net accounts /maxpwage:unlimited ←パスワードの有効期限を無期限にする場合
net accounts ←変更が反映されたか確認