rsyncによるMacOS X ServerからLinuxへのファイル転送
「Intel NUCの購入」で書いたマシンは、Linuxサーバとして運用することにしています。今回、MacOS X Server (10.7.5)からLinux(Ubuntu 18.04)にファイルを転送したのですが、転送したファイルの一部がSamba経由で正常に表示できない(例えば、特定のディレクトリに700項目あるはずが、400項目程度しか表示されない)という症状がでました。結論としては、rsyncでファイルを転送する際に、--iconvオプションをつける必要がありました。例えば以下の通りです。
rsync --iconv=UTF-8-MAC,UTF-8 -auze ssh /Users/hideyuki/Documents hideyuki@linux-server:/home/hideyuki/
また、このiconvを使用するためには、rsyncがversion 3.1.3である必要があるようです。よって、rsync --versionで使用するrsyncのバージョンを確認し、インストールされているバージョンが古い場合は、MacPorts等を使用して新しいバージョンをインストールする作業を先に行う必要があります。
Intel NUCの購入
2018年9月17日に次期自宅用省スペースサーバマシンとして、Intel NUCとメモリ・HDDを購入しました。購入したものは次の通りです(本体の価格は、ツクモアプリ登録により500円割引済み)。
種別 | 機種 | 価格 |
---|---|---|
本体 | Intel NUC7PJYH | 21,733 |
メモリ | CRUCIAL DDR4-2400 SO-DIMM 4GB | 5,050 |
HDD | TOSHIBA MQ01ABD100M 2.5 1TB(9.5mm) | 4,800 |
電源ケーブル | ミッキーケーブル1.8m | 540 |
合計 | 32,123 |
現在、サーバマシンはMac mini (Mid 2011)を使用していますが、今後、macOS X ServerでDNSやWebサーバサービスが公式サポートされなくなること、また今後投入される製品の内容・時期・価格に不確定な要素が大きいため、移行を行うことにしました。今後、サーバの機能を順次移行していく予定です。
WordPress始めました
ひょんなことから、WordPressに興味を持ったので、勉強がてら日記サイト μ-Diaryを立ち上げて見ました。今後も、皆様の役に立ちそうなまとめは現在のμ-Blogにて、他愛もないことはμ-Diaryに書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。
MacBookにコーヒーをこぼした顛末
1月14日に、某駅のスタバでMacBookを使っていたら、コーヒーをキーボードの右半面にこぼしてしまいました。すぐに拭きましたが、下矢印キーだけが押しても反応しなくなりました。マグカップをひっくり返したような量をこぼしたわけではないですが、これだけ広い範囲にこぼして下矢印キーだけの故障(しかもオープンモード)で済んだのはかなりラッキーだという実感です。キーボードのライトは下矢印キーを含めて正常に点灯していました。
しかし、このままにするわけにもいかないので、1月22日にApple StoreのGenius Barに持ち込みました。診断の結果、キーボード部以外に問題がなかった場合で部品代(Top Case)29,500円、工賃9,300円+消費税で41,904円かかるという判断でした。また、パーツは取り寄せということで、修理期間は1週間程度といわれました。実際には1月24日には修理完了の通知が来たので、取りに行きました。
MacBookはデータも失われず、その後も快調に動作していますが、コーヒー1杯4万円オーバーとなってしまいました。皆様もどうぞお気をつけください。
Apple IDに紐づいたiMessageアカウントが一時的に使用できなくなり、解決しました
私はiPhone (SE, iOS 11.2.2)とMacBook, Mac mini(いずれもmacOS Sierra 10.12.6)でiMessageを使用しています。使用するときには、iPhoneの電話番号及びApple ID(iCloudメールアドレス…mac.com時代からのものなので、アカウント名@mac.comで使用)の双方を使っていました。
それが、10日ほど前に突然使用できなくなりました。iPhoneではApple IDとの紐付け情報がログアウト状態になってしまい、登録しようとしても「アクティベーション中にエラーが起きました。やり直してください。」というエラーが起きるようになりました(下の画像はFaceTimeの画像ですが、iMessageでも同じ事象・エラーメッセージが表示されました)。パスワードやアカウントが有効のままであることは、他のサービス(iCloud)等に正常にログインできることから確認済みです。なお、電話番号を使用したiMessage送受信はしばらく不安定な時間帯がありましたが、それ以降は通常通り行えるようになりました(SMSでの送受信でないことは色で確認済み)。
また、Mac上においても、ほぼ同じタイミングでアクティベートに問題があるという表示が出るようになりました。従って、Mac上ではメッセージの送信・受信双方が不可能な状態になりました。ソフトの起動および過去の送受信履歴の表示は正常に行えました。(元々はMacでもiPhoneの電話番号との紐付け情報に基づく送信もできたのですが、この症状が起きてからは不可能となりました)。
Googleで検索をすると、以下の公式サポートサイトの情報がありました。
ここには以下の方法が記載されています。
今回は、記載の方法をすべて試しても解決しませんでした。一方、自身の他のApple ID(iCloudのメールアドレスではないもの)では正常にログインでき、送受信できることも確認しました。しかし、その後、mac.comのApple IDを使用しようとすると、やはりエラー表示が出る状態が続きました。
最終的に、以下の作業を夜に行ったあと、翌朝(約8時間後)には使用可能な状態に戻りました。また、Macでのログインも可能な状態に戻りました。
ただし、この作業が効いたのか、それともこのタイミングで偶然直ったはわかりません。同様の症状が発生し、困った場合にはiPhoneを復元するとよいかもしれません。
iPhone SE
少し前のことですが、iPhone SEを購入しました。Apple Store(オンライン)で2017/9/26に注文し、9/27に到着しました。購入したのはiPhone SE 128GB シルバーです。かかった費用としては次の通りになります。
項目 | 金額 |
---|---|
iPhone SE 128GB シルバー | 50,800 |
Apple Care+ | 12,800 |
消費税 | 5,088 |
合計 | 68,688 |
これまで使用していたiPhoneは2014/10/1に購入し、10/3に到着しました。その際の費用は次の通りでした。
項目 | 金額 |
---|---|
iPhone 6 128GB ゴールド | 89,800 |
Apple Care+ | 9,400 |
消費税 | 7,936 |
合計 | 107,136 |
このiPhone 6はiPhone SEに環境移行後、Sofmapに下取りに出しました。査定結果は23,450円(査定上限25,000円-1,250円(本体キズ)-300円(ハコ欠品扱い))でした。以前よりも本体キズの減額が厳しいという印象です。また、このiPhone 6は故障したことがあり、Appleの保証により本体が交換になったことがあります。このとき交換してもらえたのは本体だけだったので、本体とハコのIDが不一致になりました。こうなると、ハコを持ち込んでもSofmapの基準ではハコ欠品扱いになるのだそうです。
iPhone 6についてまとめると、都合36ヶ月間の使用に差額83,686円を払った計算です(液晶保護フィルム等は別途購入していますが、記録がないので計算に含めていません。)。月額にすると2,324円、通信料と合わせると月に4,000円程度となり、なかなかいい取引だったと思います。今回購入したiPhone SEも大事に使おうと思います。
ここ5年ほどのJAL国際線運賃の変化
最近、ふと国際線の運賃が以前に比べてかなり上がっているということを実感したので、調べて見ました。気づいたきっかけはシンガポール線でしたが、今回は王道の(?)ニューヨーク線で調べました。
運賃クラス | 2012冬季 | 2013冬季 | 2014 | 2015 | 2016夏季 | 2017 | 2018 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム(相当) | 219 | 236 | 227 | 260 | 270 | 274 | 274 |
ダイナミックセイバーA(相当) | 189 | 206 | 197 | 230 | 240 | 244 | 244 |
ダイナミックセイバーB(相当) | 165 | 190 | 182 | 216 | 220 | 224 | 224 |
ダイナミックセイバーC(相当) | 137 | 137 | 142 | 174 | 180 | 184 | 184 |
ダイナミックセイバーD(相当) | 107 | 110 | 115 | 147 | 153 | 157 | 157 |
ダイナミックセイバーE(相当) | 87 | 92 | 100 | 132 | 138 | 142 | 142 |
ダイナミックセイバーF(相当) | 72 | 78 | 86 | 116 | 124 | 128 | 128 |
サーチャージ | 21(10月) | 21(10月) | 25(4月) | 10.5(4月) | 0(4月) | 7(4月) | - |
※単位は1000円です。
2012年度、2013年度は冬季が夏季より5,000円安く、2016年度は夏季が冬季より4,000円安かったため、安い方の時期の運賃を採用しています。また、この区間は出発の曜日によっても運賃が変わります(日本発火〜金、アメリカ発日〜木が安い。この差は往復で20,000円。)ので、これも安い方の時期の運賃を採用しています。
結論としては、運賃表では大幅に値上がりしていました。特に、2015年度の値上げ幅は非常に大きいです。ただ、各運賃区分の配分計画や実績が我々にはわからないため、実質的な値上げ率は運行会社にしかわからない点は留意が必要です。
2015年の値上げの理由は、よくわかりませんが、1つ考えられるのは円安でしょうか。2012年の秋には1ドル80円でしたが、2015年の正月には1ドル120円になっています。円建ての費用は変わらなくとも、航空機の調達費用等その他の費用でドルまたはユーロ建てのものが多いと仮定すれば、影響はありそうです。
もう1つ気になるのは、結果的にどの運賃クラスも約5万円という一律の値上げ幅(率ではなく)である点です。パックツアーを使わず、自分で安い運賃の時期を狙って計画を立てるのが好きな自分にはなかなか厳しいものがありますね。
【参考サイト】
【追記】
値上げした時期が、燃油サーチャージが下がった時期と一致するのではないかという指摘をいただきました。まだ確認していませんが、メモしておきます。(2017.7.30)→追記しました。なお、各運賃が適用された時期の期初でのサーチャージを記載しています。(2017.7.31)
JAL国際線の運賃クラス
JAL国際線でよく利用する運賃クラスの名称が2017年4月から変更になりました。しかしながら、古い名前が身に染みついている身としては、なかなか慣れません。ということで、全体ではありませんが、表を作成してみました。
旧名称 | 新名称 | マイル積算率 | マイルによるアップグレード |
---|---|---|---|
ダイナミックセイバー(7,5,3) A | (Saver, Standard) H | 70% | ◯ |
ダイナミックセイバー(7,5,3) B | (Saver, Standard) K | 70% | ◯ |
ダイナミックセイバー(7,5,3) C | (Saver, Standard) M | 70% | × |
ダイナミックセイバー(7,5,3) D | (Saver, Standard) L | 50% | × |
ダイナミックセイバー(7,5,3) E | (Saver, Standard) V | 50% | × |
ダイナミックセイバー(7,5,3) F | (Saver, Standard) S | 50% | × |
今回まとめてみて初めて気づいた点があります。それは、ダイナミックセイバーは、路線によって予約・購入期限以外の違いがあるということです。基本的には、Flex相当(予約変更不可、取消要手数料)の取扱いだったのですが、例えばハワイ線はStandard相当(予約変更要手数料、取消要手数料)ですし、韓国・中国・台湾・香港線は旧AのみStandard相当の取扱いだったということです。正直これまで気にしたことがなかったですが、そういう意味では新名称で分かりやすくなったのかもしれません。
【参考サイト】
MacBook (2016)の導入
導入の検討
WWDC 2017において、MacBook (2017)が発表されました。私はMacBook Air (11.6, Mid 2013)を保有していましたが、かねてより、内蔵SSDの容量不足に悩まされていたことと、Retinaディスプレイが欲しいと思っておりましたので、これを気にMacBookの購入を検討しました。なお、現在使用しているモデルも、購入を検討しているモデルも、梅(一番下のランク)のモデルです。
項目 | MacBook Air (Mid 2013) |
MacBook (Early 2016) |
MacBook (2017) |
---|---|---|---|
CPU | デュアルコアIntel Core i5 | デュアルコアIntel Core m3 | ← |
世代 | Haswell | Skylake-Y | Kaby Lake-Y |
クロック | 1.3GHz(TB 2.6GHz) | 1.1GHz(TB 2.2GHz) | 1.2GHz(TB 3.0GHz) |
メモリ | 4GB | 8GB | ← |
ストレージ | 128GB | 256GB | ← |
グラフィックチップ | Intel HD Graphics 5000 | 同515 | 同615 |
液晶解像度 | 1366x768 | 2304x1440 | ← |
外部出力(最大) | 2560x1600 | 3840x2160(30Hz) | 4096x2304(60Hz) |
重量(kg) | 1.08 | 0.92 | ← |
その他 | - | - | 第2世代のバタフライ構造キーボード |
価格(円) | 98,800 | 128,800 | 142,800 |
MacBook (2017)における主だった変化点としては、CPUの変更(ベンチマークベースで25〜30%性能向上)、外部出力能力の強化、キーボードの改善が挙げられます。また、公式のホームページにおいてはSSDの速度が最大50%向上したと謳われています。
通常であれば、最新の2017年モデルを購入するのですが、今回悩ましかったのが価格が前モデルよりも上昇していることです。アメリカでは、2016年モデルも2017年モデルも1299ドルですので、1ドル100円換算であったものが、110円換算となりました。これは、現在の為替が1ドル112円(2017/7/2現在)であることを考えれば、合理的なところでしょう。
自分の経験則の中で、CPU性能は(上がる時には)最低1.5倍、できれば2倍の差がないと実感しづらい、という点があります。また、外部出力についても、デスクトップマシンとの併用ですので、あまり重視しませんでした。そうなると、コストパフォーマスンスは旧モデルが有利です。キーボードの改善は気になるものの、慣れの問題として納得することにしました。
MacBookの購入価格と、MacBook Airの下取り価格
実際の購入価格は、新宿のヤマダ電機において、118,800円(税抜)+14%ポイント還元でした。クレジットカード決済としてもらいましたので、クレジットカードのポイントによる還元を1%と仮定すると、計算上112,000円で購入できました。
一方、環境移行後、使用していたMacBook AirをSofmapの下取りに出したところ41,000円となりました。上限価格は42,000円でしたが、ACアダプタのパーツが一部欠けていたため、減額となりました。よって、今回移行にかかった費用は71,000円となりました。
36ヶ月使用すると仮定すると、月あたり2,000円の出費ですから、しっかり活用していきたいと思います。
【参考サイト】